KLCでの初めての採卵周期に突入しました。
いままさに体外受精を検討されている方、
KLCへの転院を考えている方の参考になれば幸いです。
Contents
採卵周期3回目 KLC【PGT-A周期まとめ】
生理3日目 ホルモン測定
午前中に受診。
E2 22 pg/mL
LH 4.8 mIU/mL
FSH 9.8
HCG 0.1(ゼロと同等)
AMH 4.71 ng/ml
全て正常範囲とのことで、採卵周期突入。
E2 エストロゲン→卵巣から分泌され、低温期に子宮内膜を厚くしたり、排卵期に子宮頸管粘液を増加させる。排卵前の1成熟卵胞あたりのE2値は200〜300pg/mlLH 黄体化ホルモン→排卵に関与
FSH 卵胞刺激ホルモン→卵巣に作用し卵胞を発育させる
AMH 抗ミュラー管ホルモン 卵巣の中にあるこれから育っていく卵胞から分泌されるホルモン。
クロミッド夕食後1錠を10日間。
次回受診時から注射を計画するとな。
採血の結果待ちがあるものの全体約1時間半程で終了。
加藤のキッズスペースめっちゃ広かった!!
見えないように奥まったスペースにあり、病院側の配慮を感じた。
消防法か何かの関係で扉をつけることができず、声が聞こえますがご了承ください、みたいな張り紙があった。
血液検査 6,600円
生理8日目 ホルモン測定/注射
血液検査、内診、注射で1時間半程。
E2 183 pg/mL
LH 8.5 mIU/mL
FSH 9.3 mIU/mL
ゴナールエフ150(注射)
クロミッド継続
注射結構痛かった。
お会計は次回以降まとめて支払い。
この辺りも無駄な待ち時間がなくて好感持てます。
生理10日目 注射
注射のみ。
今回の看護師さん、前回の看護師さんよりも液体を一瞬で全部入れた為激痛。
痛すぎて思わず「(はぁ?)」って顔したと思います。笑
注射のみなら午前/午後の診察時間内であればOK。
自己注射も出来そうだけど、回数が多くなさそうなのでとりあえず通院で。
お会計次回以降まとめて。
生理12日目 ホルモン測定
血液検査、内診、注射。
1時間半ほど。
E2 1121pg/mL
LH 10.4mIU/mL
P4 0.2ng/mL
FSH 7.8mIU/mL
エコーでは15㎜〜20㎜の卵が4つ見えた。
E2の数値からみても妥当な数。
2日後(生理14日目)に採卵と決まる。
KLCは精液は持ち込み、当日採精、事前に凍結の全て可能。
持ち込みの場合は2時間以内が条件。
採卵日前々日にやる事
夜22時にプレセキュア点鼻薬で卵胞の成熟を促します。
プレセキュアはこれから診察の度に持参。
冷蔵保存なのでかなり面倒臭い!!
その時に持っていないと改めて購入(3,960円)になるそう。
採卵日前日にやる事
前日に電話して採卵時間の確認。
翌日夕方18時と24時にボルタレン座薬を2つ。排卵を抑制する作用があるそう。
ネイル・ジェルネイルしていると採卵中止との注意書きあり怯える。
採卵日当日の様子・所要時間
4階で受付。
血圧測定→フロア移動し、持ち込んだ精子を提出。
ナースステーションで指紋認証と前日点鼻薬の時間等を確認。
ベットが10台ほど並んでおり、指定された番号で下着以外を外し手術着みたいな服に着替える。
採卵前に看護師さんからトイレにいくように声がかかる。
トイレを済ませたらショーツも外しベッドで待つ。
再度看護師さんから採卵室の前で待つように言われる。
採卵室のドアが開くと、まずは体重測定。
その後本人確認が続き、あっという間に手術台へ!笑
無麻酔で怯えてましたが、全然痛くなくて拍子抜け。
卵胞育てる注射の方が断然痛いです。
無麻酔なので自分の卵胞に針が刺さり吸引していく様子が見えます。
採卵時間は5分程度。
ベットに戻り10分程度横になる。
その間に看護師さんから採卵の結果、採卵数が知らされます。
今回左右合わせて4つ吸引して、3つの成熟卵が取れました。
トイレでガーゼを出します。
めちゃガーゼ長い!!!
これが噂に聞いていた手品か。笑
ガーゼの枚数をトイレで確認して、ナースステーションに知らせておしまい。
その後、培養士、医師からそれぞれコメントを受けお会計。
KLCは冷たいとか聞くけど、患者が多い分ものすごく良い意味でシステム化されています。
そこが流れ作業に感じる人もいるのかな。
培養士さんは最後に「他に何かご不明点ありますか?」って聞いてくれたし、医師(院長が多かった)も質問にはきちんと答えてくれるので全くマイナスな印象は感じませんでした。
採卵の翌日、電話で受精確認。
受精できていれば、その後改めて凍結確認となります。
所要時間3時間ほど。
朝イチであればもう少し早く終われそうでした。
お疲れ様でした!!
精子調整 66,000円
消耗品 40,000円
外来分(注射、クロミッド等)16,632円
合計 276,632円
※採卵2回目は割引あり
不妊と不育と着床前診断について
今回KLCでPGT-A(着床前診断)を受けます。
正常胚か異常胚かの結果が出るまでに1ヶ月少しかかるそうなので、次の周期も採卵して貯卵するつもりでした。
が、なんと!!
以前受けた不育検査で1個項目が微妙に引っかかっている為、
不育科の先生に確認しないとピルが使用できないとのこと。
その不育症検査は某国立病院でやったためすぐに電話で確認すると、電話では回答できない・再度予約を取って受診するように言われました。
いや、今日回答がないとピル飲み始められないのですが。。。チーン
もう不妊治療ってなんでこんな壁だらけ!?
加藤の先生も、事前に「確認しておいて」と言ってくれれば良かったのに。。。
注射使用した翌周期はピルを使わないと採卵周期に入れないとの事で
次の周期はお休み周期となりました。
今回3つと想定よりも少なく、次回も採卵する気満々だったのでショック。
今は3つの成熟卵が無事に受精して、胚盤胞まで成長して、着床前診断で正常胚であることを祈るのみ!!!
って壁多すぎかよ!!!涙
とりあえず、与えられた環境の中で、今できることを粛々とやっていこうと思います。
加藤の培養士さんのレベルは高いと聞いているので、信じて待ちます。
受精確認&凍結確認
採卵翌日に電話で受精確認。
今回は3個中3個受精したとの事。
受精確認から6日後に今度は凍結確認の電話。
それから1週間ほどで自宅に請求書が届きました。
培養費用 22,000円
胚盤胞培養費用 77,000円
胚凍結基本料金 49,500円
保存管理料 39,600円
PGT-A検査代(2個) 110,000円合計 331,100円
採卵周期まとめ
採卵周期にかかった料金
採卵周期にかかった料金は合計 613,732円でした。
これまだ移植してない。。
本当早く保険適用になって欲しいです。
採卵後の生理
採卵後の生理は採卵を0日目として15日目にきました。(前回の採卵も同じ)
量は2日目で終わるくらいとても少なかったです。
通常はピルを使いますが、先述の通り不育因子があるのでピルを使用せず生理を待ちました。
これからの流れ
採卵後は1周期開けてから、移植周期となります。
次の生理が来たあたりで病院に連絡しPGT-Aの結果を聞き、
正常卵があった場合→移植周期
全て異常卵だった場合→採卵周期
に入ることになります。
PGT-Aの結果が出た
採卵してから2ヶ月、ようやくPGT−Aの結果が出たとメールが届きました。
【今回は「A判定(適)」の胚がございましたので、今後は移植となります。】
とこのと。
今回2個検査に出した両方がA判定だったのかなどは、移植周期で来院した際直接CLで医師から説明されるそうです。
うーーーーーー!!!まずはほっと一安心。
と同時に
「本当に正常胚で妊娠継続できるのか?」
「これでまた流産したらどうしよう」
と期待と不安が大きくなる日々。
PGT-Aの結果
生理3日目に通院の際に、医師からPGT-Aの結果を聞きました。
結果は2つのうち
1つは正常胚
1つは異常胚(8番染色体モノソミー)でした。
画像で赤くなってる部分が染色体異常を示しています。
1つ正常胚があったので、これで移植周期に入ることにしました。
生理3日目からレトロゾールを5日間飲み、次の通院は生理12か13日目となります。