年々晩婚化が進み、高齢出産も増えています。
今日は44歳で第一子、46歳で第二子を出産された女優の加藤貴子さんについて思う事を書きたいと思います。これから妊活しようと考えている方向けです。
加藤貴子さんプロフィール
生年月日:1970年10月14日
出身:静岡県静岡市清水区(旧清水市)
学歴:東海大学短期大学部卒業
血液型:A型
所属事務所:アミューズ
代表作:温泉へ行こうシリーズ
加藤貴子さんの不妊治療の遍歴
ご結婚 42歳(2013年10月)
(インタビューでは30代の頃から妊活していたともある。)
治療開始 42歳2ヶ月
第一子妊娠 43歳5ヶ月
出産 44歳1ヶ月
第二子出産 46歳!!
自然妊娠もしたそうですが(40歳過ぎて自然妊娠もすごい!)3回の稽留流産の経験があるそうです。悲しい経験をされた後の妊娠出産、本当によかったです。
不妊治療で病院の門を叩いたのも40歳を過ぎてからとのことで、2017年に第二子妊娠のニュースが流れた際にはその年齢の高さから加藤貴子さんご本人はもちろん、病院で不妊治療をする方々にも様々な感情をいだかせることとなったとおもいます。
不妊治療はやめ時も難しい。私がもし40代でも不妊治療をしていたら、加藤さんの妊娠のニュースを聞いたら心が揺れると思います。元バレーボール女子日本代表の益子直美さんはテレビで「45歳の誕生日に不妊治療をきっぱりやめた」とおっしゃっていました。我が家もとりあえずの期限は決めていますが、果たしてやりきったと思えるかはその時になってみないとわかりません。
加藤貴子さんの通った病院は調布にあり
2017年1月31日のブログにてこう書いていらっしゃいます。
通っているのは『東京都調布市にある京王線国領駅から徒歩1分の“ウィメンズ クリニック 神野 ”です。』
と。
こちらでは3ヶ月に1回、不妊治療が必要かどうか知りたい方への無料説明会と、毎月1回、通院中の方へ早く妊娠する極意を伝える院内説明会(1人5百円)を行っているそうです。
全ての妊活が上手くいく訳ではない
加藤貴子さんは妊娠されましたが、卵子の質は通常35歳から低下し40歳すぎると加速度的に低下していきます。即ち高度生殖医療を受けたとしても妊娠率は徐々に低くなると言う事です。
■ 年齢別 卵子の数
・0歳:200万個程度
・12歳:30万個程度
・20歳:12万個程度
・40歳:5000個程度
■ 年齢別体外受精の成功率
2015年の日本産科婦人科学会のデータでは
・35歳以下では、移植あたりの妊娠率は約38〜45%
・40歳で約26%
・44歳で10%以下
しかし40代は流産率が高くなるため、出産に到達できるのは5%程度。
いくら体外受精や顕微授精のレベルが向上したとしても、大切なのは卵子の質です。
近年有名人でも40歳をすぎての妊娠出産のニュースがよく聞かれますが、40歳すぎても妊娠出産ができる・まだ大丈夫とは考えずにぜひ子供がほしいと思ったらまずクリニックの門を叩いて欲しいと思います。
▽【関連記事】
<不妊治療>婦人科の初診。これから仕事と両立できる?
加藤貴子さんご夫婦は、不育症、男性不妊が原因だったそうですが、それでも卵子の質が良いことに変わりはありません。
最後に
40代を過ぎての妊娠出産のニュースには大変勇気をもらいます。一方妊活自体には正解がなく、いつまで続くかわからない中で進んでいきますので不安も大きいです。治療をステップアップすればするほどお金も時間もかかります。気がついたら年齢を重ねていざ子作りしようとしたら治療が必要な疾患が見つかったり、妊娠しづらい体である事が判明したり、もちろん原因不明で時間がかかることもあります。もちろん幸いすぐに妊娠できるかもしれませんが、後々後悔しない様に今出来ることはやっておきたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。