今日はブログ番外編!
原泰久先生の漫画『キングダム』。
2006年より「週刊少年ジャンプ」で連載されている大大大人気作品。
2019年4月に映画公開され、公開1ヶ月で興行収入40億円を突破!
原作からファンだった私が勝手に映画『キングダム』の魅力について
ひたすら興奮のままお届けします。
Contents
映画『キングダム』のここが凄かった!
漫画から飛び出してきた様なキャスト陣
まず、キャスティングが素晴らしかった。
実写映画はここがかなり重要ですが、みんなハマりすぎ。
主人公の信はキングダム10周年VTRでも信を演じた山﨑賢人さん。今回この下僕の少年役のために食事制限とトレーニングで10kg減量して臨んだそう。熱い人柄とアクションシーンは圧巻でした。本当に信がのりうつっていて努力の方だなぁと思いました。
嬴政/漂の2役を演じた吉沢亮さんも王の存在感抜群でした。
「国宝級の美しさ」と評されるお顔立ちの吉沢さんですが、王の力強さ、風格、漂との演じ分けなどその演技に引き込まれて観ました。
▶︎吉沢亮ビギナーにオススメ作品とポイントを紹介。どれから観ればいいの?人気過去作品レビュー!
その他、山の王・楊端和(ようたんわ)役の長澤まさみさん、
王騎役の大沢たかおさん、
成キョウ役の本郷奏多さんも漫画から飛び出してきたようなハマり具合ですごくよかったです。
実写化すると原作ファンはがっかりすると言われることもありますが、この映画『キングダム』に関しては、どこも文句のつけようが無いくらいに本当に素晴らしいキャスティングでした。
どこをとっても面白い「脚本」
脚本は黒岩勉さんに原作の原泰久先生、佐藤信介監督も加わっています。
原先生が「僕がいないと、ストーリーを変えるのに気を使うだろうから」との理由で、良い作品を作るために参加されたと雑誌のインタビューで拝見しました。
連載で多忙の中、作品への思いにまた泣けます。お体だけはお大事にされてください!!
映画『キングダム』は劇中、どこを取っても面白いんですよ。
原作が面白いのはもちろんなんですが、今回描かれている「王都奪還編」の5巻分をよく2時間に凝縮してくださったと。
最後の佐慈(サジ)とランカイのシーンの件は、映画『キングダム』公式サイトで原先生とプロデューサーの松橋さんとのSPECIAL TALKに詳細がありますのでご覧ください。
ランカイはオールCGかと思っていたら、違うんですね!!
キングダム ランカイの第一回練習風景を。 新開発の特殊脚部装置と軽くて通気性が高い特殊ボディスーツに、阿見さんが命を吹き込んでくれました。
(続く)#キングダム #ランカイ #阿見201 pic.twitter.com/6L7U5FaX9Y— 藤原カクセイ (@KAKUSEI_KAKUSEI) 2019年4月24日
プロフェッショナル!!その道のすごい方たちが結集しているんだもの、想像をはるかに超える作品になるに決まってるー!
冒頭の少年時代の信と漂のシーンが短くまとまっているのも良かったし、
幼少期〜成長した姿に剣のシーンで切り替わるのがカッコよくて好きです!
スピード感のある「アクションシーン」
見応えのあるアクションシーン。
ワイヤーアクションも多く、戦いの臨場感が感じられました。
ズシャーーーー!!って感じの、あれどうやって撮っているんだろう。引っ張っているのかなぁ?
戦いで血がブシャー!!と飛び散るのもよかった。戦場編になったらもっと凄そう。
壮大なセット
中国の象山撮影所で20日間に渡って撮影されたそうです。
山﨑賢人さんのアナザースカイでも見ましたが、本当にデカイ!!!
馬たくさん!!兵士めっちゃいる!!圧巻!(語彙力)
好きなシーンベスト3
楊端和の「存分に楽しもうではないか」
山の民に紛れて王宮内に入ることができた信と嬴政。
戦いの直前、嬴政の声かけに楊端和がこういうんですね。
「存分に楽しもうではないか」#楊端和 #長澤まさみ#キングダム#大ヒット上映中#レディースデー pic.twitter.com/39jwIsyuqj
— 映画『キングダム』公式アカウント (@kingdomthemovie) 2019年5月15日
長澤まさみさんの演技の振れ幅がエゲツない!!
楊端和にしか見えない、美しくて強い!
幼少から青年に変わる冒頭の剣の修業シーン
あの緑の美しさはとても綺麗で印象的でした。
信と漂が充実感感じて(別にニッコニコしてるわけじゃ無いんですが)戦っている心が映し出されたようでした。
原先生も見所の一つとして、この修業のシーンをあげています。(原先生目線の見所、他にもあるのでぜひキングダム公式アカウントのTLを遡って見てください。)
2.信と漂の修業シーン。ラッシュ(仮編集)で見たときから、背景の緑の美しさに魅了されました。よくこんなロケーションを見つけたなと。夢を見て努力する二人の若さがこの森の輝きで表現されていましたね。信と政のアクションも想像以上に激しくてカッコ良いです!
— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) 2019年4月29日
映画ってほんと緻密に計算されて製作されているんだなぁと感動しました。
信と漂の別れ
まず、漂が王宮で働くために去ったあと、信が一人で修業を重ねるシーンも泣けた。
その後、傷をおった漂が信の元に帰ってくるシーン。
「お前とは心も体も等しい。お前が羽ばたけば、俺もそこにいる。俺を、、天下に連れてってくれ」
は泣きました。
吉沢さんの漂、ほんとよかったわ。。。。
印象的なシーン。
なんでも山崎さんと吉沢さんは以前から友人で、この作品に2人で信と漂を演じられることを大層喜んだとか。撮影中からお二人で色々話し合いながら撮影されたそうです。
20代の素敵な俳優陣から今後も目が離せません!!
余談ですが、インタビュー記事何かを読んでいると、“撮影の合間は和気藹々としていた”という記述があったのですが、撮影になるとこれだけ集中力を発揮して撮影されてたんだなぁ、役者ってすごいなぁと思いました。
ここもめっちゃよかったよね!!!
- 嬴政の登場シーン 目つき!!
- 朱凶の首を問答無用に切る嬴政←最高!
- 弔いの涙はこれで最後にしておけ
- 河了貂と信「寝てんのかよ」
- 「王に背負われる下僕など聞いたことがないぞ」
- 楊端和が背後から襲ってくる敵をノールックで斬るところ
- 楊端和がこの戦いを始めるにふさわしいのはただ一人っていうところ
- 最後まで嬴政が戦い続けるところ
- 嬴政がみんなに檄を入れるところand more more more!!!
まとめ
キングダムは原作が面白いし、役者さんはじめ全てがプロ仕事という感じで心を打つものがありました。何度も見る度に、新しい発見があります。
原作を知らない方でも十分楽しめる内容です。
興行収入も40億円を突破し、続編『キングダム2』の製作に期待がかかります。絶対観たい!!!
今後の登場人物、姜カイ、王賁(おうほん)、蒙恬(もうてん)など自分で勝手にキャスティングしてみるのも楽しいです。さて、また漫画を読み直しましょう。
DVDも発売されましたので、ぜひお楽しみください♪
最後までお読みいただきありがとうございました!