皆さん、こんにちは。
妊活する女性なら一度はやろうか迷うフライング検査。
一刻も早く妊娠しているか知りたい人も多いですよね。
ただフライング検査とは名の通り、検査可能期間よりも前に検査薬を使用する事を言います。
その為、人によっては正しく判定できないことも。今日はそのフライング検査の注意点、どのような状況が判定に影響してしまうのかを調べました。
Contents
妊娠検査薬とは
妊娠検査薬にはどんな種類が?ドラッグストアで買える?
一般的に市販の妊娠検査薬は尿中のhCG検出によるものです。
- クリアブルー
- チェックワン
- ドゥーテスト
などが薬局でよく見かけます。感度50mlU/mlで反応=おおよそ生理予定日1週間後から検査可能です。専用のキットに尿をかけて1分待つような簡単なものですが、「99%以上の正確さ」(クリアブルー)を謳っており信頼性は高いです。
より早く結果が知りたい方には次の「チェックワンファスト」がおすすめ。
「チェックワンファスト」販売店は限られている
感度25mlU/mLで反応=おおよそ生理予定日から検査可能です。
こちらは薬剤師のいる薬局でしか購入できません。
しかも取り扱い店がかなり限られていますので、事前に公式HPでお近くの取扱店を確認してください。
株式会社アラクスのHPより確認できます
http://www.arax.co.jp/d_store/
(出典:アラクス株式会社HP)
- お値段は1本700〜800円前後。
- 1回用と2回用がある
2回用で1500円(メーカー希望小売価格)です。チェックワンより少々お高めですね。
購入の際は薬剤師から説明を受け、使用用途を確認される場合もあります。また医療用体外診断用医薬品に該当するので住所や名前を記入しないと販売してもらえません。また薬局によっては1度の販売数を制限される場合もあります。
偽陽性とは?
妊娠検査における偽陽性とは、処方された薬や注射が影響して本来妊娠していないのに誤って陽性反応が出てしまう事を言います。判定はhCGに反応しますので、処方されている薬にhCGの成分が入っている場合には自宅で妊娠検査薬を使用しても正しく判定できません。病院で不妊治療を受けている人ほど結果を早く知りたいでしょうが注意しましょう。
hCG注射の影響は約1週間継続
hCGの影響をご自身で調べていらっしゃる方がいらっしゃいました。(そういう情報を公開してくださる方、本当にありがとうございます!)
- hCG5,000を打った場合→おおよそ1週間継続。長い方で10日程反応。
ということは、人工授精の場合は確実に排卵させる為にhCG注射を打つ場合が多いので最低1週間はフライング検査は控えた方が良さそうですね。体外受精でも採卵周期に新鮮胚移植する場合には注意が必要です。
もしどうしてもフライング検査したい!というのであれば、日々継続して検査薬を使用し、日に日に線が濃くなれば陽性、薄くなれば陰性と判断できると思います。(正確性には欠けるのであくまで自己判断でお願いします。)
ちなみに、hCG5,000でも排卵しない場合は、hCG10,000と量が増えますので、注射の量が増えればその分偽陽性がでる期間は長くなります。
プロゲステロンにhCGは入っていないので妊娠検査に影響なし
体外受精後黄体ホルモン補充のためプロゲステロン注射を打つことがあります。プロゲステロンにはhCGは含まれていません。その為妊娠検査薬に影響はありません。
hCG陽性は病気のサインの可能性も
hCGは妊娠検査で用いられますが、腫瘍マーカーとしても利用できます。具体的には卵巣がん、精巣がんといった疾患に陽性を示す場合があります。
これは数値の高さでしか気づけません。
可能性としては低いかもしれませんが、そのような場合もあるんですね。
忙しさを理由にせず、定期的に検診を受けるようにしましょう。
まとめ
- 妊娠検査薬は生理予定日1週間後からと生理予定日当日から使用できるものがある。
- hCG注射5000を打った場合、1週間〜10日程度偽陽性が出る可能性がある。
- 稀にhCGが病気を知らせてくれる場合がある
いかがでしたでしょうか?
これを読んでくださった妊活中のみなさまに本物の陽性が訪れてくれますように。