体外受精

<不妊治療の助成金>ステップアップ・転院した場合は?

こんにちは、まーちゃん(  @machannoie  ) です。
不妊治療、特に体外受精・顕微授精にステップアップすると
1回何万、1サイクル何十万と本当に飛ぶようにお金が無くなります。
今日は東京都の不妊治療助成金について書きたいと思います。
東京都には特定不妊治療費助成事業というものがあります。詳しくみていきましょう。

『東京都特定不妊治療費助成事業』対象要件は?

対象になる要件は

  • 特定不妊治療以外では妊娠の見込みがない、または極めて少ないと医師が判断
  • 申請日前年の夫婦合算の所得が 905万円未満
  • 年齢制限(43才以上は対象外)

 
加えて婚姻している夫婦の場合
 

  • 夫婦が東京都(八王子市を除く)に住所があること。どちらかが都外に住んでいる場合は、所得の多いほうが申請先の自治体となる。
  • 治療開始日に婚姻していること。(申請日に婚姻していればいいわけではない)

 
その他事実婚の場合も用件がありますのでHPでご確認ください。
 
注意が必要なのは、「所得905万円未満」というところ。
収入ではなく、色々差し引かれた後の所得がということなので
うちはダメだわーと思っていても確認されることをお勧めします。

<追記2019.2.3>
東京都の小池百合子知事は2019年度予算案に不妊治療の年齢制限の緩和および所得制限の引き上げによる予算を計上しました。
現在の所得730万円から905万円まで引き上げました。
東京で有名な不妊治療クリニック:新宿の杉山産婦人科ではこれまで助成金申請者が1割にも満たなかったので、これで恩恵にあずかれる人も増えるのでは、と理事長の杉山医師もおっしゃっています。
東京は地方に比べて所得が高くなりがちなので、これはありがたい!
少子化社会に向けて小池百合子知事の本気が見えますね。
 

支給額はステージごとにA〜Hに別れています。
採卵から移植まで行くと、初回で30万、2回目以降で20〜25万助成金が出ます。
ここで私はわからない点がありました。
それは、転院先で体外受精を始めることになったので
再度受けた不妊検査(夫婦の感染症検査)は助成の対象になるのか?ということです。
というのも、ステージごとの一覧にはすべて開始は「採卵までの薬品投与」などとなっており検査については言及されていませんでした。

そこで東京都福祉保健局に問い合わせた結果、回答は「それが体外受精で妊娠するために必要な検査と医師が言えは助成の対象になる」とのことでした。

 

【追記】
先日一回目の治療が終了し、助成金の申請を行いました。
クリニックから記入済みの書類をいただき「〇月〇日、〇月〇日~の領収書を添付してください」と言われました(総額約50万円分)。各日の診察内容を確認したところ、初診で行った不妊検査についても助成の対象として申請することになっていました。
夫の不妊検査については額が少なかった為か、今回は申請しませんでしたので助成の対象となるかは不明です。

 
タイミング法などで妊活中の方は一般不妊治療(タイミング法や人工受精)に伴い5万円まで助成される『不妊検査等助成』の制度もありますのでそちらも検索してみてくださいね。
 

世田谷区「特定不妊治療費助成制度」

東京都からの助成に加え、世田谷区には追加して助成制度があります。
それが『特定不妊治療費助成制度』です。
要件は
  • 東京都特定不妊治療助成制度の承認決定を受けている方
  • 東京都の承認決定日から1年以内
  • 治療期間夫婦どちらかが世田谷区に住所を有していること

です。
 
我が家は東京都の助成金と世田谷区の助成金、両方受け取れる予定です。(昨年度の収入はまだ復帰したてで上期ボーナスが無かったこと、主人も仕事休んでいた期間が重なり所得が少なく不幸中の幸いでした。)

不妊治療の助成金について思うところ

この助成金制度、年齢制限や所得制限などがありますが、世帯年収730万円でギリギリすぎやしませんか?不妊治療頑張る世代ってどうしても30代中盤〜40代かと思うんですが、それまで仕事頑張って来て収入を確保して来たのに、何十万、何百万とかかる治療費の補助が受けられないなんて、、、。年齢制限はまだしも、所得制限はもう少し対象範囲を広げて欲しいなぁと思います。
 
移植後の妊娠判定が終わったらクリニックで書類を記入してもらえるそうなので、またその時になったら詳しく追記したいと思います。
 
今日はこの辺で。

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