子どもが「お手伝いをしたい」と言い出したり、おままごとが活発になってきたら、本物の料理に触れさせる良い機会かもしれません。
ママやパパが料理する姿を見て
「真似したい」「やってみたい!」
親としてはその好奇心を育ててあげたいですよね。
今回はその代表格【子ども用包丁】について、
何歳から使って大丈夫?
何を注意すれば良いの?
というポイントをまとめました。
それではみていきましょう!
Contents
子供用包丁を使うのは何歳から?
子供用包丁を使うのは、だいだい3〜4才からと考える親御さんが多いです。
3〜4才というと、
- 手先が器用になる
- 料理のお手伝いをしたがる
- 保育園や幼稚園でお泊まり会がある
はさみを使いこなすようになるのもこの頃で、個人差はありますが心身ともに包丁を使い始めるのに適した時期と言えます。
子供用包丁の選び方。種類は大きくて分けて3つ!
「子供用包丁って何を基準に選んでいいかわからない」という方も多いですよね。
怪我に繋がる可能性のある包丁ですので、お子さんの成長に合わせて選ぶ必要があります。
子供用包丁は大きく分けて3種類!
①切れ味は二の次/怪我の心配が少ないギザギザタイプ
②やや切れる/そこそこ切れて刃先が丸く安心設計タイプ
③めちゃくちゃ切れる/大人用とほぼ一緒タイプ
では順番に解説しますね。
①切れ味は二の次/怪我の心配が少ないギザギザタイプ
全く刃がない、または刃先がギザギザになっているタイプです。
前後に動かさないと切れないので、怪我をする可能性が低くなります。とは言え包丁なので、実際にきゅうりやバナナなど柔らかいものは切ることができます。
②やや切れる/刃先が丸く安心設計、でも結構切れる
刃先が丸く安心設計になっていますが、レビューをみる限りかなり切れます。野菜はもちろん、魚や肉も切れるため子どもの“料理を手伝いたい欲”が叶えられます。
③すごく切れる/ほぼ大人と一緒の切れ味タイプ
こちらは大人用とほぼ一緒。大きさこそ子供用でやや小さいですが、刃先や顎の部分も尖っていて、切れ味も抜群です。そういった意味である程度包丁の扱いに慣れたお子さん向け。包丁カバーなどがついている物もあります。
子ども用包丁を使う上で注意する事
目を離さない
子ども用包丁と言えども、包丁。使い方を誤れば怪我をします。親は必ず側で子どもを見守りましょう。最初はきゅうりなど簡単な野菜からはじめ、食材の大きさも大きめに切ってもらうようにし、徐々に慣れさせましょう。
手の置き方
子どもが包丁で怪我をしてしまう理由で一番多いのが、添えた方の手を切ってしまう事。
子どもは食材を切るのに一生懸命になってしまいがちです。今のうちから基本の猫の手で切るように教えましょう。
包丁で遊ばない
子どもは本物の包丁をおもちゃの包丁の延長と考え、意図せず振り回したり乱雑に扱ってしまう子もいます。包丁で遊ぶと怪我をする事をきちんと伝えましょう。また、事前に料理中の包丁置き場(まな板の上の方等)を決めると良いですよ。
年齢別の選び方とオススメの包丁
では年齢別の包丁選びのポイントをみていきましょう。
1才にオススメの包丁
1才から本物の包丁を握らせたい!
そんな1才の初めての包丁には
刃なし1択です。
刃がないので包丁特有の切り傷の心配がありません。柔らかい食材のバナナや豆腐で練習が可能です。
実際に自分で切ることで食への興味を引き立てます。
1.リトルシェフクラブ こあら
2才にオススメの包丁
2才は「自分でやりたい」「食への興味」が育つ時期。
それでもまだ親の言うことを100%正確に理解し行動するのは難しい年齢です。
そんな2才児には、軽くて当たっても大丈夫なギザギザ刃タイプがオススメ。
1.リトルシェフクラブ うさぎ
2.セリア(100円均一)のキッズ包丁
こちらはプラスチックかつギザギザ刃のため、怪我しにくいので最初の1本としてもオススメです。最寄りにお店がある方はチェックしてみてくださいね。
3.ディズニープリンセス まな板付き
こちらはプリンセス大好きな子どもむけ。刃先はギザギザかつ厚みがあるので怪我しにくいです。柔らかい食材なら難なく切れるので、お手伝いの第一歩としてオススメです。
3才から年長さんにオススメの包丁
3才は手先が器用になり、お手伝いへの興味も高まる時期。
3才児〜年長さんには安全かつ切りやすい包丁で本物を感じ、好奇心を育ててあげましょう。
1.リトルシェフクラブ ぱんだ
リトルシェフクラブは上級の「ぱんだ」でも刃先と顎が丸い安全設計となっています。耐熱温度は80度。
2.正広(マサヒロ) りす
こちらも人気の包丁。55gと軽くお子さんでも簡単に操作できます。持ち手の下部分が樹脂になっているので滑りにくいです。レビュー点数も高い1本です。
3.台所育児 包丁(小)
こちらは幼児用には珍しく、刃先が尖っています。切れ味もよく、子供の切りたい欲が満たされます。怪我しにくいと言う理由で大きくなっても切れない包丁を使っていると、無理に切ろうとして危ない事もありますので、見極めが重要です。
3才以降には切れる包丁がいい理由
皆さんは、切れない包丁のが安全だと思っていませんか?
確かに、ギザギザ刃や切れない包丁の場合、触れてしまった時は怪我がなく安心です。
でも、切れない包丁が危ない場合もあります。
それは
切れない包丁を使っていると、力が強い子どもは無理に切ろうと力を加えて食材を滑らしたりして逆に怪我をしやすいからです。
切れる包丁も切れない包丁も年齢や力によって良し悪しがあります。
お子さんの成長に合わせて適切なものを選んであげましょう!
その他人気のお料理グッズ紹介
子ども用まな板
子ども用のまな板で、包丁の置き場や食材の大きさがあらかじめプリントされている便利なまな板です。
似たような薄いタイプのまな板は100円均一にも売っていますよ♪
子ども用皮むき器
幼稚園や保育園のお泊まり会やキャンプで使うのはやはり皮むき器!
大人用とこども用の皮むき器の一番の違いは、ハンドルが持ちやすい設計である事。
刃幅が狭く、操作性も良いので専用がオススメです。
子ども用エプロン
保育園や幼稚園でエプロンや三角巾が必要になる事も。
エプロンをする事で洋服の汚損だけではなく、「今から料理をするんだ」というこどもの気持ちも整っている気がします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あまり野菜を食べないお子さんも、自分で切った野菜なら興味を持ってくれるかもしれません。また食事に興味を持つ事で、食べムラや遊び食べが減る可能性もありますね。
我が家の娘(3才8ヶ月)はキュウリが苦手でしたが、自分で切ったキュウリは興味を持って食べていました。たくさん切りたがるので、「切ったら食べるんだよ?」と事前に念を押しておきました。笑
小さなうちから料理や家事にも興味がわき、親子の時間も増えるのでオススメです。
ぜひ親子でチャレンジしてみてくださいね!